園だより愛光

2月の聖句

「愛する者たち、神がこのようにわたしたちを愛されたのですから、
わたしたちも互いに愛し合うべきです。」    (ヨハネの手紙 一 4章11節)

聖書は、神さまが人間だけではなくて、すべての生きとし生けるものを造られたと教えています。旧約聖書冒頭にある創世記、天地創造の物語は、大変示唆に富んでいます。神さまはお造りになったものをすべてご覧になり、「見よ、それは極めて良かった」とされました(創世記 1章31節)。極めて良いとされた中に、人間もいました。わたしたち人間は、神さまの前で、「極めて良い」一人ひとりなのです。出来損ないではないのです。愛されているのです。

これがキリスト教の根幹にある教えであり、愛光幼稚園の保育理念もここに深く根ざしています。そして、さらに大切なのはその先です。2月の聖書の言葉にある通り、わたしたちが神さまに愛されている事実をどう受け止めるかです。愛されていることを喜んで、満足するだけで終わってよいのかと聖書は問いかけてきます。

そうではなくて、神さまに愛されている喜びや感謝をもって、次は隣人に向き合うのです。こちらが愛す主体として、生きるのです。愛されているから愛すのです。これがわたしたちの大切な課題です。「神がこのようにわたしたちを愛されたのですから、わたしたちも互いに愛し合うべきです。」

このことができれば、わたしたちの現実は、今とはまた違ったものに変わっていくことでしょう。そして、何よりもこのことは、子どもたちがこれから生きていく上での必要不可欠な知恵だと思います。子どもたちには、自分だけではなく、隣人を愛し、仕えて、共に生きていく温かい心を持った人として、豊かな人生を歩んでいってほしいと心から願っています。

(牧師・園長 平山正道)

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