園だより愛光

7・8月の聖句

「あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。」
ヨハネによる福音書 16章33節

「 月 の 心 」

イエスさまは、目に見えませんが、わたしたち人間に「勇気を出しなさい」と呼びかけてくださっています。

わたしたちは、難しい時代と社会の中に生きていて、悩みや苦しみが多いので、「勇気を出しなさい」と言われても、それを素直に聞くことが中々できません。勇気を出して課題に正面からぶつかるよりも、置かれた現実に不平や不満を募らせ、投げやりになっていく方が楽です。そのような自分自身に気づいて、嫌になることもあります。

勇気の出にくいわたしたちに、イエスさまはなぜ、勇気を出しなさいと言われるのでしょうか。それは、約束があるからです。イエスさまはわたしたちの現実をよくご存知です。「あなたがたには世で苦難がある」と言っておられるとおりです。その上で、「勇気を出しなさい」とわたしたちの背中を押してくださるのです。

新約聖書の別の個所に、次のようにあります。

「神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、

試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」

(新約聖書 コリントの信徒への手紙 10章13節)

このように、神さまがわたしたちの現実、そこで人間が経験しなければならない苦しみをご承知の上で、それを解決し克服する道を備えてくださるのです。だからこそ、勇気を出しなさい、とイエスさまは言っておられることになります。

この「約束」を信じることができれば、わたしたちはどんなに苦しい状況に置かれても、勇気をだして前に進むことができます。こうして、その「約束」を信じることから、不思議な力が生まれます。これこそ「子育て」や「保育」に取り組むわたしたちに求められる、大切な生き方でもあるのです。

(牧師・園長 平山正道)

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