園だより愛光

9月の聖句

「わたしはあなたがたを友と呼ぶ。」
新約聖書 ヨハネによる福音書 15章15節

「 月の心 」

 イエス・キリストの語られたことばから、9月の聖句を選びました。
 イエスは、人々に「あなたがたを友と呼ぶ。」と言われました。その直前で「あなたがたを僕とは呼ばない」ともおっしゃっています。「僕」(しもべ)とは古めかしい表現ですが、僕には主人がいて、その下で主人の命じるとおりに働く存在です。つまり、「僕」は、上下関係で人を見る時のことばと言ってよいでしょう。
 それに対して「友」は、対等で、共に生きる、かけがえのない存在といったニュアンスがあります。神の子であるイエスが、人間をそのような「友」と見なしてくださっているのです。そうだとすれば、わたしたちが、周囲の誰かを「僕」のように見下したりしてよいはずはありません。
 もちろん、わたしたちは人間ですから、すべての人を「友」と見ることができるほど寛大ではありません。自分にとって好ましい人もいれば、どうしても苦手な人がいるのは当たり前です。そのような限界を謙虚に自覚しながら、それでも、わたしたちがイエスから「友」とされている一人ひとりであることを忘れないようにしたいと思うのです。
 子どもたちが、保育の中で、お互いのことを本当に大切な「友」と感じられるような関係を築いていってほしいと心から願っています。そのような温かい心が、一人ひとりのこれからの豊かな成長の基盤になっていくのだと信じています。
(牧師・園長 平山正道)

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