【3月の聖書の言葉】

「主が一歩一歩を備えてくださる。」 (旧約聖書 箴言 16章9節)

 

「月  の  心」

これはユダヤの古い格言です。「主(神さま)が(人の人生の)一歩一歩を備えてくださる」今月の聖句に選んだ旧約聖書、箴言に出てきます。実はこの言葉のすぐ前に「人間の心は自分の道を計画する。」とあります。それに「主が一歩一歩を備えてくださる。」と続きます。そこまで視野を広げると、意味が受け止めやすくなります。

わたしたちは、自分の知恵や力で道を切り開き、自分の思い通りに生きていると思っています。もちろん「思い通り」にいくことは少なくて、失敗や挫折を味わうこともしばしばです。思ってもみなかったことが起こって、人生は紆余曲折、なぜだか分からないけれども、今の自分があるというのが正直なところでしょう。

聖書は、その予想もつかない、わたしたちの人生に一筋の光を射し込ませます。神さまが、わたしたちの一歩一歩を備えてくださっている!これが事実であれば、わたしたちは、何か壁にぶつかっても、思い通りにならないことがあっても、絶望する必要は全くありません。何しろ、その先が神さまによって開かれ、一歩一歩が備えられていくからです。勇気が湧いてきます。

このことを心の片隅に置いて、これからも共に歩みたいと思います。

(牧師・園長 平山正道)