園だより愛光

月の聖句

「あなたの御言葉は、わたしの道の光、わたしの歩みを照らす灯。」
旧約聖書 詩編 119:105

「 園長室から 」

 幼児期に大切なことは沢山ありますが、わたしは何といっても第一に、人間が好きになることだと思っています。「人」という字は、「」を別の「」が横から支えてできています。また、「人間」は「人」の「間(あいだ)」と書きます。人が本来、独りぼっちで生きるものではなくて、まさに「人」に支えられて、「人」の間で生きる存在であることを表しています。

 人は人といっしょにいる時に、とても嬉しくて、楽しいのです。その経験を積む場が、幼稚園と言ってもよいでしょう。周囲の人に関心を注ぎ、いろいろなことを感じたり、考えたりして、やり取りをしながら、子どもたちは育っていきます。

 その中で、人といっしょにいることがとても嬉しくて、楽しい、大好き!という感覚が、子どもたちのパーソナリティの中心に形作られていくことを、わたしは心から願っています。その点、今の子どもたちがゲームの仮想世界に没頭しているのには、少し危惧を覚えます。ゲームも楽しいでしょうが、一方で生身の人間への温かい眼差しを忘れない一人ひとりであってほしいと思います。

 人間のいのちや尊厳を大切に守り、支える言葉の宝庫である聖書、そこに示されている教えが愛光幼稚園の保育を支えています。聖書の言葉は、わたしたちが人を好きになり、人と共に生きるように促します。「あなたの御言葉は、わたしの道の光、わたしの歩みを照らす灯。」(詩編119:105)という聖句を、この夏、子どもたちと覚えていきたいと思います。

皆さんのご家庭に、神さまの恵みと祝福が豊かにありますようにお祈りいたします。

(牧師・園長 平山正道)

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